専門家に聞く住まいの収納④「衣替え前編~建てるときの収納計画~」

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専門家に聞く住まいの収納④「衣替え前編~建てるときの収納計画~」

2020年11月03日 19:00:00ライター:あんじゅ公式カテゴリ:

皆さま、こんにちは。
今回の収納アドバイスは、「衣替え」についてお話しさせていただきます。
季節ごとの衣服の入れ替えは、なかなかの重労働。
面倒な家事のアンケートでも常に上位にあがってきます。
 
家づくりの際にしっかり収納計画を立て、「衣更えいらずのクローゼット」を目指したいですね。
 
【アドバイザー】あんじゅホーム 藤本夕子
取得資格:整理収納アドバイザー・整理収納教育士
プロフィール:
家事や子育てと仕事を両立する、ママさん社員。インテリア好きが高じて、整理収納アドバイザーの資格を取得しました。
子どものお片付け(子供向け整理収納教育)に特化した整理収納教育士の資格取得者でもあります。
 
 
【今から家を建てるなら?衣替えいらずの収納計画はココが大切】
お手持ちの衣料・服飾小物の数や種類は、人によって異なります。
まずはご自身の1年分の衣服を無理なく整理収納できるクローゼットの広さを知りましょう。
 
 
●クローゼットの大前提をクリア!
ファミリークローゼット(https://www.sumai-jp.com/archiveblog/writer/detail/21/1031/ )の回でもご紹介しましたが、クローゼットの造作時は以下の前提条件をクリアしておくと整理整頓がスムーズです。
 
今のお住まいにあるクローゼットのハンガーパイプを測定し、その長さに30~50cmを足したサイズでクローゼットを造作。服が収納部の8割程度に収まるよう、スペースに余裕を持たせます。
今は子育て中でも、「大人が住む家」を想定して5年後、10年後を見据えた収納計画に。入れる物を限定しすぎた仕切りなどは、後々使いづらくなります。
 
 
●1年分の衣服小物を“見える化”して管理
 
クローゼットは1年分の衣料・服飾小物をまとめて収納して、一目で見渡せるように設計。
中央にオンシーズン、端にオフシーズンの服を収納し、季節ごとに位置を入れ替えるだけでいいようにしましょう。
洋服はハンガーに掛けるか、開けると中身がすぐ分かる引き出し収納で管理するのがオススメです。
人の脳は翌日には7割近くの物事を忘れる仕組みになっていると言われています。
しばらく着用しないシーズン外の服も常に把握できるよう、見える化を意識して、ハンガーパイプや棚を配置してくださいね。
 
 
●衣料とその他のモノは収納場所を分けて!
 
最近では、季節用品やアウトドアグッズ、シーズンオフの衣服などをまとめて仕舞える大型収納が人気を呼んでいます。
 
ただし衛生面や湿気を防ぐ観点から考えると、外で使う物と衣服は分けるのがベター。
外遊びの用具は土間収納などで管理するのがいいでしょう。
季節用品は家の中心に近い場所に仕舞っておけば、出し入れや持ち運びがラクです。
 
ファミリークローゼットがある場合も、それぞれの部屋にクローゼットを設けておいた方が、個人で衣服を管理しやすく、衣更えの手間が省けます。
 
次回後編では、今のお住まいで衣更えをスムーズにする収納の工夫についてご紹介します。ぜひ、ご覧くださいね♪
 
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