専門家に聞く住まいの収納②「スタディスペース後編~子どもをお片付け好きに!~」
前回(https://www.sumai-jp.com/archiveblog/writer/detail/21/1025/)に続いて「スタディスペース」の収納アドバイスをご紹介!
後編では、お子さまと一緒にスタディスペースまわりをお片付けするコツについてお話しします。
今すぐ家を建てる予定がなくても、役立つ内容ですよ。
【アドバイザー】あんじゅホーム 藤本夕子
取得資格:整理収納アドバイザー・整理収納教育士
プロフィール:
家事や子育てと仕事を両立する、ママさん社員。インテリア好きが高じて、整理収納アドバイザーの資格を取得しました。
子どものお片付け(子供向け整理収納教育)に特化した整理収納教育士の資格取得者でもあります。
【子どもが片付け好きになれば、ずっとキレイなスタディスペース】
LDKにスタディスペースがある方のお困りごととしてよく耳にするのが、周辺にランドセルやプリントが散らかり、お客さまが訪ねてきたときに大変といったお声。お子さまがお片付けを好きになれば、そんな悩みも解消しますよ♪
●収納のインデックスは文字ではなく色で!
10歳(4年生)くらいまでは、たとえ文字を読めても認知能力が発達途上。一方、色彩認知は早い時期から発達するので、インデックスは色で分類した方がスムーズに片づけられます。「何をどこに入れるか書いてあるのに、どうして片づけられないの?」と疑問に思った経験のある方は、一度色分けを試してみてくださいね。
●収納BOXや引き出しの数は年齢+1までに
小さなお子さまの分類能力は、自分の年齢+1つ分程度。例えば3歳のお子さまなら、引き出しや整理BOXの分類は4つまでにしましょう。
細かく分けすぎると処理能力が追い付かず、引き出しや箱がぐちゃぐちゃ、よく分からないからそのへんにポイなんてことに。散らかる原因になります。
●楽しく片づけて“気持ちいい”の積み重ね
学ぶの語源は、真似ぶ。子どもは大人を真似して覚えます。
まずはお父さん、お母さんが一緒に片づけ、お手本を見せてくださいね。低学年くらいまでのお子さまなら、どちらが早いか競争をするなど、楽しく片づけるのもコツ。
キレイなスペースを維持して「片付けは楽しい!」「片付いているから気持ちいい!」といった経験を重ね、お片付けが好きになるように導きましょう。
「片付いているから気持ちいいね!」といった言葉をかけて、お片付けとポジティブなイメージを結びつけるのも効果的です。
今回のアドバイスはスタディスペースだけでなく、子ども部屋やおもちゃ箱の整理整頓にも共通する内容なので、ぜひ参考にしてくださいね♪
【夏季休業のお知らせ】
あんじゅホームでは、誠に勝手ながら下記日程を夏季休業とさせていただきます。
8月12日(水)~8月16日(日)
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