専門家に聞く住まいの収納② 「スタディスペース前編~建てるときの収納計画~」
今回のテーマは「スタディスペース」!
LDKや2階ホールに省スペースで設置できるだけでなく、お子さまが宿題をしたり、大人がPC作業したり、多目的に使えるため当社のお客さまにも大人気です。
最近のテレワーク・リモートワーク普及でますます需要が高まっていますよ♪
前編では、家を建てるときに配慮したい、スタディスペースの収納計画について。
後編では、お子さまと一緒にスタディスペースを整理整頓するコツについてお話しさせていただきます。
【アドバイザー】あんじゅホーム 藤本夕子
取得資格:整理収納アドバイザー・整理収納教育士
プロフィール:
家事や子育てと仕事を両立する、ママさん社員。インテリア好きが高じて、整理収納アドバイザーの資格を取得しました。
子どものお片付け(子供向け整理収納教育)に特化した整理収納教育士の資格取得者でもあります。
【今から家を建てるなら?スタディスペースの収納計画はココが大切!】
スタディスペースの周辺がいつも散らかっている、いつの間にか物置状態になっている…。そうならないために建築時から収納計画を立てておくと、スペース自体の使いやすさもアップしますよ。
●奥まった場所はNG!入り口からの動線を短く
部屋の一角にスタディスペースをつくるなら、入り口からの動線は極力短く!
奥まった所に設置すると、ドアから目的地まで点々と荷物の道筋ができて…なんてことに。とくに小学生のお子さまは体に対してランドセルが重いので、この傾向が強くなりがちです。例えばLDKの場合、ドアをダイニング側に付け、そこからあまり遠くない場所にスタディスペースを設置しておくと、部屋が散らかりにくく、キッチンのママからも目が届きやすいので一石二鳥。なおかつ家事スペースとしても使いやすいですよ。
●帰って直行できるスペースと収納を整えて
玄関からスタディスペースまでの距離も長くなりすぎないよう要注意。
また学校や会社から帰った後に、わざわざ自室に戻って荷物を置いたり、仕事道具や勉強道具を取りに行ったりしなくてもいいように収納計画を立てましょう。デスク(カウンター)付近、または帰宅してからの動線上に収納を設置すると使いやすいですよ。
●子ども用と限定せず活用シーンを考えて
スタディスペースの収納をランドセルなど特定の持ち物に合わせて造作してしまうと、後々使いづらくなることも。大きめの仕切りや可動棚にしておけば、お子さまの成長や生活スタイルの変化に合わせて、フレキシブルに使えます。
もちろん用途に幅を持たせながらも、生活シーンに合わせた収納計画を立てることは大切です。ミシンを使いたい、ちょっとした書き物をしたいなど、担当者に使い方のイメージを伝えて、必要な大きさの収納部を確保してもらいましょう。
【夏季休業のお知らせ】
あんじゅホームでは、誠に勝手ながら下記日程を夏季休業とさせていただきます。
8月12日(水)~8月16日(日)
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