建築探訪
こんにちは。
設計1課の鎌田です。
あるお休みの日の出来事です。
久しぶりにあの巨匠フランク・ロイド・ライト設計の
ヨドコウ迎賓館の旧山邑邸に行って来ました。
2年間の保存修理工事を終え、新たな姿で見学者達を迎え入れてくれます。
ちなみに、フランク・ロイド・ライトは基本設計だけを行いアメリカに帰国した為、
実際は弟子の遠藤新・南信によって作られました。
当初の予定では和室無かったようですが、施主からの要望で弟子達がそれらを
採り入れられ和洋折衷の室内が生まれました。
室内の天井高さは低く抑えられていますが、
南側に延び行く感じが非常に強調されています。
また、空間の重要な部分の応接室や食堂では、一部天井を
高くし、空間の変化を付けています。
室内への光の入れ方が意識され、
至る所に小さなハイサイドライトがあります。
そうした1つ1つの丁寧な仕事の積み重ねで
この建物を構成していることが分かります。
皆様の一度訪れては如何でしょうか。
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