次世代住宅ポイント
こんにちは、設計二課で職人さん用を含め 全ての図面作成、構造計算、
申請関係を担当しています、草野です。
どうぞよろしくお願いします。
次世代住宅ポイントの制度が始まりましたね。
(次世代住宅ポイント:消費税値上げ後に省エネ住宅を建てられた方への
国からの助成金(物で配布)制度です。)
同じような制度が、9年前に「住宅版エコポイント」の名前で発足し、約3年間
続きました。
その時の大きな目的は、家庭部門のCO2排出量を削減させ、地球温暖化の対策をし、
また景気回復に貢献する、というものでした。
その時のポイントの交換先は、省エネ、環境配慮に優れた商品、また新築住宅や
リフォーム工事で 設置する省エネに優れた設備に交換できました。
今回の目的は省エネ性、耐震性、バリアフリー性能を満たす住宅を増やす、また
家事負担軽減に資する住宅を増やすこととなっています。
一部特例はございますが、基本今年の4月以降に建物の請負契約された方が対象と
なっています。
これは、3月までに請負契約をするとそのお家は、消費税8%の対象となり、
4月以降に請負契約を交わされた方は、消費税が10%となります。
ですので、完全に消費税増税後の消費落ち込み対策ですね。
ちなみに 今回貰えるポイントは、最大で35万ポイント(35万円相当)
となっています。
〇長期優良住宅、〇低炭素住宅、〇ZEH、〇性能向上計画認定住宅に
関しては、申請すれば、それのみで35万ポイントもらえます。
その他、断熱性能に優れた建物、エネルギー消費量を抑えた建物、
維持管理のしやすい建物、耐震に優れた建物、バリアフリー対策のされた建物
に関しては、30万ポイントが発行されます。
(※それぞれを証明するために別途申請が必要です。)
その他今回に関しては、家事負担を軽減する設備を付けるだけでも対象となります。
〇浴室乾燥機、〇ビルトイン食洗機、〇掃除しやすいトイレ、〇宅配ボックス、
〇ビルトイン自動調理対応コンロ、〇掃除しやすいレンジフード
以上です。 ただし、家事軽減に関しては、一項目だけ対応しても、ポイントを
もらうことができません。 複数対応して初めてもらうことが出来ます。
最後に、国からの出てくる次世代住宅ポイントの助成額には限度があり、現在も
少しずつ枠が減っていっています。
数年前のエコポイントの時の助成金が無くなる 最後の月は、毎日のように急激に
残ポイント数が無くなっていっていました。
もし権利をお持ちの方は、早々に対応された方がいいと思います。
当社も現在、申請をどんどん進めています。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
次回もどうぞよろしくお願い致します。
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