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ヨドコウ迎賓館
2019年06月13日 10:41:11ライター:あんじゅ公式カテゴリ:
こんにちは。
工事課の川崎です。
先日のお休みに大学時代の友人と芦屋市にある
ヨドコウ迎賓館 山邑邸に行ってきました。
ヨドコウ迎賓館とは?
ヨドコウ迎賓館は世界的な建築家の
フランク・ロイド・ライトが設計した国指定重要文化財です。
”櫻正宗”の銘柄で知られる灘の酒造家・八代目 山邑(やまむら)太左衛門の別邸として計画されました。
この建物は基本設計終了が1918年(大正7年)、工事着工が1923年(大正12年)、竣工は1924年(大正13年)になり約100年前の建物になります。
敷地は南北に細長く、ゆるやかな南傾斜となっており、建物はその山肌に沿って階段状に建てられています。幾何学的な彫刻を施した大谷石や、マホガニーの複雑な木組み装飾、植物の葉をモチーフとした飾り銅版など、自然と融和するライトの建築思想を随所から感じられます。
建物は緑に囲まれた小高い丘の上に建ち、屋上のバルコニーからは六甲の山並み、市街地や大阪湾を眺望することができます。
老朽化が進んだため2016年秋から一般公開を休止されていました。
屋上のアスファルト防水が耐用年数に達していることから、根本的な防水対策として素屋根をかけて屋上やバルコニーのアスファルトを撤去、改めてアスファルト防水を施すことになりました。
そして2月に補修工事が終わり一般公開が再開されましたので今回行ってきました。
ヨドコウ迎賓館には駐車場があります。
長いアプローチを通った先に建物の入口があります。
2階にある応接室です。天井付近前面に小窓が取り付けられています。
和室の隣にある廊下は長く影が美しいです。
4階にあるバルコニーは広く眺望も最高でした。
フランク・ロイド・ライトのインテリア感を存分に感じられる場所になります。
細かな部分まで設計にこだわっています。
気になる方は是非足を運んでみてください。
今回は以上になります。
ありがとうございました。