2018 カマろ日記 12月号

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2018 カマろ日記 12月号

2018年12月07日 10:28:35ライター:あんじゅリフォームカテゴリ:

今月のトピック

  1.建物探訪

  2.建物計画のちょっとした工夫⑥

  3.カマろの一言

 

こんにちは。設計1課の鎌田です。

もう12月、冬本番らしく日々寒くなってきましたね。

毎朝、温かいお布団から出るのが辛い季節です。
皆様はお布団でグズグズすることなく、起きられていますか?

私は、いつも勇気を出して布団から飛び出しています。(毎朝時

間ギリギリまで寝ているので、余韻にひたることが出来ません)

 

また、今年も残すところ、あと1ヵ月。

終わりよければ全て良しの気持ちで、有終の美を飾るべく今年最

後の1ヶ月、全力投球します。

 

~建物探訪(阪神石屋川駅)~

 

阪神石屋川駅から北側に5分ほど歩くと川沿いにレトロな建物が見えます。

今回の建物探訪は、昭和初期の神戸モダニズム建築の一つ「御影公会堂」です。

ところでこの建物、どこかで見たことはありませんか?

そうです。スタジオジブリのアニメ映画「火垂るの墓」の

ワンシーンにも出ています。

 

この建物は、1933年(昭和8年)に白鶴酒造の7代目社長、

嘉納治兵衛氏の寄付により建設されました。

設計者の清水栄二氏は神戸市役所にも勤めておられ、

初代営繕課長でもあった方です。建物は建設から80年を超え、

昨年4月耐震補強も含めた大規模な改修工事が終了し、

建設当時のように綺麗な姿を取り戻しました。

 

また、地下には建設当時から営業している洋食屋さんがあり、

オムライスが有名です。

さらに、御影出身で講道館柔道の創設者である嘉納治五郎先生の

記念コーナーもあります。

 

皆様、そんな歴史ある御影公会堂にお散歩などは如何でしょうか?

 

~建物計画のちょっとした工夫⑥~

今回のお話は吹抜けです。

 

小さな家で、吹抜けが果たす役割は大変大きいのです。

まず、吹抜けによって上下階に視覚的な連続性が生まれ、狭苦しさが解消されます。

次に採光や通風を得やすいことも吹抜けのメリットです。

隣家が迫り日照が得られない場合でも、吹抜けに面した2階に開口部を

設ければ1階の居室に光を通すこともできます。

家族の気配も吹抜けを介して伝わるため、

違う階にいてもコミュニケーションが取りやすくなります。

また、吹抜け部分にあらかじめ梁を渡しておけば、

場合によっては、その上に構造用合板を並べるだけで居住面積を

増やしたいときに対応することも可能となります。

そんな吹抜け空間はいかがでしょうか?

 

~カマの一言~

 

上の写真は私の家のお向かいさんの建物の駐車場です。毎年、

紅葉をライトアップし、道行く人々を楽しませてくれています。

 

 

それと、先月近所の家の外壁や庭先にガラクタ?が転がっている!

と思っていましたが、その正体は、「宝塚現代美術てん・てん」

という展示会でした。

宝塚にゆかりがあったり、阪神間で活躍中の現代美術作家による作品が展示され

ているとのことでした。

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