2018 カマろ日記 10月号
2018年10月号
今月のトピック
1.建物探訪
2.建物計画のちょっとした工夫④
3.カマろの一言
こんにちは。設計1課の鎌田です。
例年になく台風が多い秋ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
先月近畿地方を直撃した台風21号は、短時間で凄い暴風雨となり
ましたね。私の家のベランダでは、みるみるうちに水かさが増し、
あわや室内に浸水か、というところを桶で水をかき出し何とか凌ぐ
ことができました。その後は、夜9時頃まで停電となりました。
自然災害の恐ろしさと、電気への依存度が非常に高い生活をしてい
ることをヒシヒシと感じました。
~建物探訪(特別編)~
今回の建物探訪は特別編、夏休みに家族で出かけた
福井県立恐竜博物館です。
恐竜化石の一大産地である福井県勝山市に
建てられた、恐竜を中心とする地質・古生物学
博物館で設計者は、日本を代表する建築家で
あり思想家の故 黒川紀章氏です。
建物の特徴は何といっても球体(卵型)の部分です。
この部分は、背の高い大きな恐竜の化石や標本が展示されている
スペースですが無柱空間のため、全く狭さを感じない設計となっています。
入館者がエントランスを抜けると、目の前に大きな
4層吹抜の空間が広がります。
そこには長い一直線のエスカレーターが下に向かって
伸びており、まるで地中探検の旅に誘っているようです。
最下層まで辿り着くと暗い地中の化石の世界が広がります。
そこから1層上がると、先に紹介しました恐竜の展示スペースになります。
展示空間のストーリー性の演出と空間のメリハリが効いた建物となっています。
この博物館は、本物の化石発掘現場へのバスツアーや化石発掘体験等、
見るだけでなく、体験もできるとても面白い博物館です。
ぜひ、一度ご体験下さい。
~建物計画のちょっとした工夫④~
~カマろの一言~
今月のマクワ瓜です。
悲しいお話があります。
先月の台風21号とその前の長雨からマクワ瓜の根が
腐ってしまいました。先月まではすくすくと成長し、
あと少しで収穫というところでしたが、
結局、写真の3つだけの救出にとどまり、
残りは残念な結果となりました。
また、救出したマクワ瓜も成長が不十分な為、
まるでキュウリを食べているようでした。
皆様には、沢山のマクワ瓜とその美味しさをお伝えしたかったのですが・・・。
強制終了となりました。
次月からは、新しい企画となります。ご期待下さい。
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