2018 工務だより 8月号
今回のトピック
「左官について」
お久しぶりです!工務の山口です。
だんだん暑くなってきて、動いていなくても汗をかく時期になってきましたね!
熱中症には注意しないといけませんね(>_<)
息子も3歳になったので、今年の夏は海や川など色々なところに連れていきたいと思います(^^)
さて、今回は「左官」についてお話します。
左官とは何かご存知でしょうか?
左官(さかん)とは、建物の壁や床、土塀などにコテを使って
塗り仕上げる仕事のことです。
「しゃかん」と呼ぶ方もおられます。
左官職人は江戸時代にもいて、「浮世絵」(図1)にも描かれています。
左官があるなら右官もあるのでは?
本当かはわかりませんが、右官も存在していたようです。
一説によると、右官は大工さんだったという説もあります。
工事を統括する棟梁がいて、左官と右官が存在したそうです。
現在は、統括するのは現場監督で、右官がなくなり、左官屋さんと大工さん
その他様々な業種の職人さんたちで工事をしています。
昔の、棟梁の仕事(現場の工程、品質、安全、原価、様々な管理)を現在は
すべて現場監督が行っています。
建築現場には様々な職人さんがいますが、特に左官と大工の高齢化が進み年々人口が減っています。
20代の大工さんは日本で2,000人しかいないほど深刻な状況になっています。
このままだと家を建てたり、リフォームする大工さんがいなくなってしまいます。
そこで、弊社4階(とまり木)で定期的にDIYイベントを開催し、少しでも、
職人さんの仕事に触れて感じて頂き、職人さんの凄さや楽しさを知って頂ければと思っています。
今後も木工クラフトや左官体験などを行っていきますので、是非ご参加ください。
先日は左官体験イベントを開催しました。
クロスの下地に使用する、石膏ボードにコテを
使って塗る体験をしました。
使用した塗材は、「カルクウォール」です。
カルクウォール 骨材0.5㎜#H540
アルプスから採れる最純度の石灰石を原料に
つくられる最高品質の漆喰。
特徴
・防カビ、消臭、化学物質を吸収・分解し、
健康な室内環境に整えてくれる。
・吸収性があり、四季を通して快適に過ごせる。
・埃を寄せ付けないので、部屋の掃除も楽になる。
・石灰石が原料なので、火に強く安心な住まいになる。
コテの使い方の練習をした後、
記念に手形をつけたりして楽しんで頂きました。
さらにタイルを使った、コースターやトレイなども
作成しました。
どれも楽しんで頂けたのでとても良いイベントになりました。
8月はまや六甲マルシェです‼
今年の工作は、ナラ材を使った木琴と、木でできたスピーカーです。
木琴は、音の調整が難しく、うまくドレミファソラシドを出せるか、
やりがいがある作品になりそうです!
スピーカーは組み立てたあとバーナーで木を焼いて仕上げます!
スマートフォンを入れると、音が反響・増幅して大きく聞こえます☆
他にも、ミニ上棟や丸太切り体験など
様々なイベントを企画しています。
是非、ご参加ください!
※まや六甲マルシェは終了致しました。たくさんのご来場ありがとうございました!!
最後に、最近の娘と息子の様子です~
二人とも公園が大好きでもうすでに肌が黒くなってきてます!
夏が終わるころには、真っ黒になってそうです。。。(笑)
それでは、今回はここまでです。
最後までお読み頂きありがとうございました。
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