2018 工務だより 5月号
今回のトピック
「SE構法について」
お久しぶりです。現場監督の田中です。
花粉シーズンも終わりを迎え、その代りに黄砂とPM2.5が飛散しはじめましたね。
花粉でダメージを受けている鼻に黄砂、PM2.5が攻撃したせいでしょうか?
なんと、副鼻腔炎(蓄膿症)になってしまいました。(泣)
副鼻腔炎(蓄膿症)とは・・・
副鼻腔とは上顎と頬、鼻に囲まれた空洞のことです。
花粉症などによって、この副鼻腔に炎症や感染が流れておきた状態を
副鼻腔炎、一般的に蓄膿症と呼んでいます。
また、副鼻腔炎には歯が原因で起こる「歯性上顎洞炎」と、
鼻づまりなど、鼻が原因で起こる「鼻性上顎洞炎」があります。
副鼻腔にはいくつか種類があるのですが、特に副鼻腔の中でも
上顎洞は上顎の歯に近く、副鼻腔炎(上顎洞炎)になると上顎の
奥歯が痛くなることが多いと言われています。
歯が痛いと思いの方、もしかしたら副鼻腔炎の可能性もあるのでお気を付けください。
先日お引渡しさせていただいた、M様より娘に抱き人形ををいただきました。
娘はそのお人形を見るなりものすごく気に入り、すぐに名前をつけていました。
命名:マロンちゃん
髪が栗色だからだそうですが、なぜか2日後に「いちごマロンちゃん」に改名していました。(謎)
家に帰ると、僕の寝るところに毎日 いちごマロンちゃんが寝ています。(泣)
M様、お人形本当にありがとうございました。大切に致します。
ご飯を食べる時やおままごとをする時など、いつもいちごマロンちゃんと一緒にいます。
なんだか家族が一人増えたような気がします。(笑)
M様、お人形本当にありがとうございました。大切に致します。
先日テレビで、阪神淡路大震災から23年、東日本大震災から7年、熊本地震から2年という
ニュースを見て、あらためて地震に強い家が必要だなと思い
今回は「SE構法」をご紹介致します。
●東日本大震災でも1件も倒壊していない。
2011年3月11日東日本大震災では、マグニチュード9.0の大地震と大津波が発生しました。
未曾有の災害に遭遇したSE構法の建物は1,227件、中には高さ7.5mの
津波の直撃を受けた建物もありました。
しかし、全ての建物は震災に耐え、構造被害ゼロが確認されました。
●なぜ倒壊しないのか? 耐震性能が高い理由について
1. 強度が高く品質の安定した「構造用集成材」を採用している
SE構法の構造躯体に使用する木材には、「構造用集成材」が使われています。
一般的に自然のままの木材は、乾燥の度合いや強度が
「わかりにくい」「ばらばら」というケースがほとんどです。
しかし構造用集成材は、含水率が低く、部材ごとの強度が表示されています。
ですから、SE構法では構造用集成材を採用しています。
2. 柱と梁の接合部の断面欠損が少ない
SE構法では、特殊な金物を使うことで部材の断面欠損を少なくしています。
また、乾燥している集成材ということで、木造自体の収縮も少なく
なおかつボルトやピン(ドリフトピン)で強固に接合しているので
熊本地震で注目された「連続した揺れ」に対しても非常に強いと言えます。
3. 柱の引き抜き強度が高い
熊本地震でも話題になりましたが、大きな地震による揺れが発生した時に
最も壊れやすい部分が、柱と基礎の連結部分だそうです。
建物が大きく揺れるとその主要な柱に大きな引き抜きの力がかかります。
SE構法では、「柱脚金物」という特殊な金物で基礎と柱が直接連結しています。
それにより、引き抜き耐力は最大24.4tという数字になります。
在来木軸構造のホールダウン金物の5倍以上もの力を発揮していることになります。
4. 「構造計算」を行っている
SE構法が地震に強いと言える最大の理由は「構造計算」にあります。
木造住宅ではあまり聞き慣れない構造計算ですが
鉄骨造や鉄筋コンクリート造の世界では常識的に行われています。
SE構法では、鉄骨造や鉄筋コンクリート造と同様に数値に裏付けられた
構造計算を行っています。
いかがでしょうか?
今回のトピックが今後のお打合せなどのご参考になれば嬉しいです。
今回はこれにて、失礼致します。
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