2018年 月刊ふかみ通信 3月号
今月のトピック
1.ふかみの独り言
2.家づくりの本を読む
【宮脇檀の住宅デザインの教科書】 その5
3.あとがき
今年1月にオープンした弊社4階イベントスペースの『KOBEとまり木』。
このKOBEとまり木は、地域に開かれたスペースとして、
多くの方に使ってもらいたいという想いがありました。
地域に根ざす地場工務店として、少しでも地域に必要とされる企業になりたい。
それは、会長の高橋の想いでもあり、私の父の想いでもありました。
オープンして1ヶ月、少しづつですが、利用して頂ける人も増えてきました。
2月はあんじゅホーム主催での「収納セミナー」「DIY体験」を行いました。
3月は、アロマを使った「バスボムつくりとヘアスプレーつくり」があります。親子で楽しめるイベントですので、ぜひご参加ください!
DIY体験は、予想以上に良い反響で、現在いろいろと新たな企画を考えています。
(あとがきにつづく・・・)
家づくりの本を読む
【宮脇檀の住宅デザインの教科書】その5
宮脇檀の本はこれまでにも数多く取り上げてきています。
今回の本は、図解も多く掲載されていて、上質な住まいの作り方がより分かりやすくなっています。
『宮脇檀の住宅デザインの教科書』 エクスナレッジ 発行
中山繁信 著
巨匠建築家「宮脇檀」に学ぶ上質な住まいのつくり方
キッチンの動線と使いやすい高さ寸法
キッチンでの作業の効率性を高めるためには、料理台、シンク、コンロなどの配置によって
決まる動線が重要になります。
料理の基本的な作業動線は、右図のように準備から調理、配膳へ、という流れです。
この流れに沿って効率良く動けるように、機器を配置することが重要です。
家全体のプランニングや、利き手が右か左かなどにより、動線が図とは逆になる場合もあります。
また、ワークトップの寸法は最近では高さ900mm、奥行き700mmなど大型化する傾向にありますが、
基本的な寸法を知ったうえで設計しなければいけません。
作業効率を判断する物差しの1つに、作業のトライアングルがあります。
つまり冷蔵庫とシンクとコンロの関係です。この3つの位置と距離は、
作業効率に大きく影響してくるため、十分な配慮が必要です。
もう一つ作業効率の点で重要なのが、調理台や収納棚の寸法です。
使う人の体形によって異なりますが、ここでは標準的な
女性の身長に合わせた寸法を例示しておきます。
子供室は広さよりも高さで立体的に活用する
子供は誰でも遊び好きです。好奇心や冒険心が子供を成長させます。
だから子供室イコール勉強部屋と考えてはいけません。
もちろん勉強をして悪いわけがありませんが、それよりも兄弟で暮らし、
家族愛や協調性を養うことが大切です。立派な勉強部屋をつくって
良い大学に入れても、他人を顧みないような人間に育ったのでは意味がありません。
日当たりも良く、鍵がかかる居心地の良い子供室をつくってあげたがために、
その部屋に引きこもってしまった、という話はまれではありません。
子供室は狭いほうが良い。兄弟で共有するスペースを持つべきです。
というのが宮脇檀流の考え方です。長井邸では収納のある共有廊下が
子供たち共有のスペースになっています。
平面上は狭くても、空間の高さは活用できる。
屋根裏の狭いスペースも、子供にとっては楽しい空間となります。
あとがき
DIY体験では、電気工具を使ったのですが、これが意外と好評でした。
大工道具の使い方や電気工具の使い方を学びつつ、
DIYができるようなイベントも面白そうですね。
KOBEとまり木のイベント情報がいち早く見れるのは
『あんじゅホームアプリ』です。この機会に、すぐに登録しておいてください。
登録は簡単です。
アプリストアから「あんじゅホーム」で検索して、ダウンロードするだけです。
下記のQRコードからでも登録できます。
弊社スタッフ桂の自邸、完成間近!!
不動産・広報担当の桂の自邸工事がいよいよ大詰め。細部にまでこだわったお家です。
おかげで、大工工事の工程が予想以上にかかってしまうほどでした。
その分、いいお家になってきています。
4月にはオープンハウスを行います。ぜひお越し下さい。
これからお家を建てる人はもちろんですが、リノベーションをお考えの人にも参考になります。
そしてOBさんもぜひ遊びに来てください!
詳しくは来月号をお待ち下さい!!
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