2018 1月号スタッフDM 山口 小林

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2018 1月号スタッフDM 山口 小林

2018年01月30日 16:43:46ライター:鎌田カテゴリ:

「仕口について」

明けましておめでとうございます!今年もどうぞよろしくお願いします!

お久しぶりです。工務の山口です。

あんじゅホームでは毎年新年の会議で、個人目標を決めます。

去年の目標は、「ベンチプレス50kgを連続10回する」を目標にしていました。

結果は、無事達成しました!!

今年の目標は、「自由形で50mを28秒で泳げるようになる」にしました。

学生のときに水泳をやっていて、現在は32秒で引退時の自己ベストが50m28秒でした。

ここ数年体調を崩すことが多くなってきたので、健康を維持するためにも頑張ります(^^)

 

さて、今回は「仕口について」お話します。

仕口とは、二つの木材を直角あるいは斜めに接合する方法です。

例えば木造住宅で土台と柱、柱と梁をつなぐときは、

柱にほぞ加工して梁にほぞ穴をあけて接合させます。

仕口の種類はたんさんあり、用途や仕上がりで使い分けます。

たくさんありすぎて載せきれないので、いくつか厳選してご紹介いたします。

 

 大入れほぞ差し

 最近では見ることが少なくなった込栓(こみせん)を使った仕口です。

 込栓というのは、木製の釘のようなもので、昔から土台と柱、柱と梁など、部材同士を

 つなぎ止めるために使われています。現在は込栓を使わず、羽子板金物などの金物で補強しています。

 

腰掛け鎌継ぎ

男木の頭が「蛇の鎌首」に似ていることから、この名前がついたようです。

主に土台や胴差し、軒桁などの横架材の継ぎ手として用いられます。

引張力に強いという特徴があります。

 

構造材だけでなく、家具にもいろいろな仕口や組み手が使われています。

5枚組み手

組み合わせるお互いの板材の両方に2箇所と3箇所に 

かぎ込みを作り接着剤を付けて組み合わせたものです。

ビスで止めたあと、頭を埋め木したものです。

しっかり止まるだけでなく、デザインとしても使用されます。

 

ダボ組み

「ダボ」には細くても強度が保てるように、木目の綿密なブナ材が使われています。

その「ダボ」には圧縮加工が施されていて、水分を含むとダボが0.2~3㎜程度

膨らむ作りになっています。なので、ボンドを入れてダボを差し込むと、

そのボンドの水分でダボが膨らんで、抜けづらく強固な接合部を作ることができます。

契り(ちぎり)

カウンター材などの木の割れを防ぐ技法の一つです。

最近では、デザインであえて契加工をしたテーブルなどもあります。

 

昔は、大工さんが一つ一つ手加工で土台や柱や梁などの仕口を作っていました。

ここ最近は、工場で加工されたものを現場に搬入して、

大工さんが組み立てていくのが主流になっています。

その影響か、手加工のできる大工さんがどんどん減ってきているように感じます。

また、細かい作業が減ってきているせいか、造作家具を作れる大工さんも

どんどん減ってきているようですね。

あんじゅホームの大工さんは、手加工もでき、もちろん造作家具も

できるとても優秀な大工さんばかりです。

ただ、あんじゅホームも若い大工さんが少なくなってきているので、

若い大工さんを探すのも一苦労です。

大工技術は日本の伝統技術なので、古き良きものは後世に残していきたいですよね。

今後は、若い世代にも大工さんの凄さを伝えるイベントなど企画できたらなと思っています。

 

最後に、最近の娘と息子の様子です~。

家族で東京のひいばあちゃんに会いに行ったり。

ニット帽や服をじいちゃんとばあちゃんに買ってもらったりと子どもたちは大喜びでした。

 

クリスマスとお正月で親戚のみんなから可愛がられて、正月明けは、

調子に乗って夜更かしばかりで、なかなか寝てくれない日が続きそうです。。。笑

それでは、今回はここまでです。

最後までお読み頂きありがとうございました。

 

 山口 翔輔

 

 

今回のトピック                        

新年のごあいさつ、新元号について

・ダイニングテーブルに関する寸法

 

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皆様、あけましておめでとうございます。設計部の小林です。

年が明け、2018年がやってきましたね。そして今年は平成30年でもあります。

現在の天皇陛下が2019年の4月30日に退位され、

翌月5月1日に新天皇が即位されるということで、

平成もあと1年と4ヶ月で終わり、新しい元号に変わる見込みとなっています。

私はまだ「元号が変わる」ということを経験したことがないので、

平成が終わると聞いても、何だかピンと来ませんし不思議な感じです。

平成に続く元号はまだ発表されていないので、

次はどのような元号になるのか、少しワクワクもしています。

 

 そんな新しい元号ですが、決めるにあたっていくつか条件があるみたいです。

・国民の理想としてふさわしいような、よい意味を持つものであること。

・漢字2文字であること。  

・書きやすいこと。  

・読みやすいこと。

・これまでに元号又はおくり名として用いられたものでないこと。

・俗用されているものでないこと。

これらの条件をもとに有識者が候補を考案し、閣議で決定されるそうです。

また、ローマ字表記の頭文字が被ると不都合なので、

「M、T、S、H」から始まる元号は可能性が低いみたいですね。

 

 どのような新元号になれども平成に慣れ親しんで来たので、初めは違和感がありそうです…。

しかし、何年何十年も経てば慣れ親しみ、日本国民にとって当たり前のものになる時がくるのですね。

 

▼ダイニングテーブルに関する寸法

 前回、「さまざまなスタイルのダイニングテーブル」をお伝えしました。

今回は、ダイニングテーブルに関するさまざまな寸法についてお伝え致します。

●ダイニングの必要な広さを考えるにあたっては、

 テーブルの大きさだけでなく

 テーブル周りの寸法を考えることも重要です。

・人がイスに座るのに必要な奥行き寸法:450mm

・人がイスを引いて立つのに必要な奥行き寸法:750mm

・人がイスに座っている後ろを通るのに必要な寸法

 :横歩きの場合400mm以上、

  正面を向いて通る場合550mm以上

・後ろから配膳をするのに必要な寸法:750mm

 

●洋食と和食とでは食器の形や配置の形式が異なるので、

 ひとり分に必要なテーブルスペースにも違いが出てきます。

・洋食の食器の配置に必要な寸法:幅450mm奥行き350mm

・和食の食器の配置に必要な寸法:幅400mm奥行き400mm

 

●ランチョンマットを使用する方は、ランチョンマットの大きさも考える必要があります。

・ランチョンマット平均のサイズ:幅450mm奥行き350mm

         小さいサイズ:幅400mm奥行き300mm

         大きいサイズ:幅490mm奥行き357mm

 例えば、900mmX900mmの正方形のテーブルを4人で使用する場合、

 ランチョンマットは奥行き350mmほどの少し小ぶりのものを選ぶようにするなど

 テーブルとランチョンマットの関係を考えることがポイントです。

 

素敵なテーブルを買ってみたはいいが、いざお家に持ち込んでみると大きすぎる!!や、

お気に入りのランチョンマットを並べるとテーブルからはみ出てしまう!!

などといったことが起らないように、さまざまな寸法を把握しておくことは大切ですね。

それでは、最後までお読み頂きありがとうございました。

 

小林 咲祉

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