今週のオススメvol.09
こんにちは!設計1課のタカダです。
毎週月曜日はいい商品を掘りだしてブログにアップさせていただいております。
今週のオススメ商品はこちらです!!
[カルクウォール]
カルクウォールはスイスウォール社が開発したスイス生まれの本漆喰です。
スイス漆喰は、スイス、ドイツでは中世時代の建物に多く使われていました。
スイスウォール社は「自然素材の建材は品質的に優れたものであり、健康的な室内の空間を作りだし、味わい深く年を重ねていく。」という信念のもと、世界で始めて「バウビオロギー=呼吸する住宅」を提唱し、中世、当時の成分そのままの天然100%の本漆喰カルクウォールを製造しました。
バウビオロギーとは BAU=家、BIOLOGY=生物学問 をあわせた造語で、生物のように呼吸する住宅が、住む人と環境を健康にするという意味で、健康で安全な住宅や暮らしを作る合言葉として、世界の建築家に広がっています。
日本でも2000年以降、アスベストやシックハウスを始めとする化学物質が引き起こす様々な病例が報告され、建築物における規制へと広がりました。近年、建築業界では「呼吸しない建材で建てる家の危険性」に気づき、バウビオロギーの考え方に基づいた住宅の重要性が知られつつあります。
あんじゅホームでも呼吸する家に注目し, WB HOUSEという工法を標準仕様としています。
WB HOUSEについてはまた別の機会にご紹介させていただきますが、WB HOUSEには漆喰を用いることができます。
WBと漆喰を併用することで健康で安全に暮らせるお家作りへ効果はとても期待できますね!
天然スイス漆喰カルクウォールは、スイスアルプスから採れる、非常に純度の高い良質な石灰を使って、300年受け継がれている伝統製法で作られています。
カルクウォールがヨーロッパを中心に世界中で愛され、長い年月変わらずに使われ続けているのにはもちろん理由があります。
カルクウォールの大きな特徴は以下の5つです
一つ目は、湿気や有害物質から住む人の健康を守る漆喰の安全性。
カルクウォールは天然無機質100%の自然素材。合成接着剤等は一切使わず、成分はすべて公開しています。
二つ目は、夏は涼しく、冬暖かい
スイス漆喰の原料となる石灰は多孔質構造。
多孔質構造が壁の中に空気の層をつくることでまるで生きもののように壁が呼吸し、夏は放熱、冬場は蓄熱して室内の温度を快適に保ちます。
また、吸放湿性能が大変高く、湿気を吸収してくれるので室内の湿度を調節、体感温度をより快適なものにしてくれるのです。
三つ目は、化学物質を吸着・分解
スイス漆喰の強アルカリ性は、酸化還元作用によって空気中の「有機物」を分解。シックハウス症候群の原因といわれるホルムアルデヒドやVOC揮発性有機化合物(トルエン・キシレンなど)を吸着します。そして吸着した「有害な化学物質」や「イヤなにおい」をキレイに分解して固定化し、再放出しないという効果もあります。
また、付着した汚れを自浄するため、雨風にさらされても自分自身で美し さを保ってくれるメンテナンス性の高さは素晴らしいです。
四つ目は、殺菌・防カビ効果が期待できる
スイス漆喰壁の主成分、消石灰は強アルカリ性のため細菌類を殺菌・分解します。また、カビの発生を抑制し、ダニなどに対しても自然の防虫効果が見込まれます。
五つ目は、メンテナンスが簡単
「白よりも白い」美しさとデザイン性といわれるカルクウォールですが
手垢や落書き、画鋲の穴など不安はありますよね?
日々の汚れは消しゴムやサンドペーパーで落ちますし、穴などは少量の漆喰で
上塗りすればいいので、クロスの貼替えなどを行うよりは特別な技術がなくとも簡単に修復できます。
漆喰というと白をイメージされる方が多いかと思いますが、着色する事も可能です。
天然塗料100%顔料を混ぜ合わせることで、バリエーション豊かな自然色を壁に表現することができます。お好きなカラーを選んで、お部屋のインテリアと合わせてみるのも楽しいですね。
本日のブログは以上です!
ありがとうございました!
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