あんじゅホームの標準仕様vol.03

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あんじゅホームの標準仕様vol.03

2017年04月27日 21:40:12ライター:あんじゅ公式カテゴリ:

皆さん、こんにちは!

設計1課のタカダです。

 

本日は毎週木曜日のあんじゅホームの標準仕様に関するブログ第3回目です。

どうぞよろしくお願いします。

 

本日のテーマは[窓(サッシ)]!

あんじゅホームの窓は樹脂サッシです。

 

住宅の窓を大きく分けると

 

アルミサッシ、アルミ樹脂複合サッシ、樹脂サッシの3種です

 

価格、性能ともに

アルミサッシ→アルミ樹脂複合サッシ→樹脂サッシの順で上がります。

 

各々を比べた時に大きな違いは熱貫流率です。

熱貫流率とは熱の伝えやすさを表す数値で、室内外に1℃の差がある時に

1時間に窓1㎡あたり通過する熱量を表します。

 

 

 

 

 

例をあげると、氷水を入れたコップを部屋の中に置いておくと、アルミのコップは

冷えやすいので室温との温度差でコップ表面に結露ができます。

樹脂のコップは、熱を伝えにくい素材なので結露ができにくい、つまり熱貫流率は低いのです。

 

 

 

 

 

結露ができるメカニズムは室内(部分的)湿度が飽和水蒸気量を超えた時に発生します。

飽和水蒸気量は温度が高ければ高いほど上がります。

冬は暖房などを使用し、室内温度を高くすると飽和水蒸気量は上がります。

室内でお鍋をすると湯気などで湿度が上がり、窓を閉めていると人の呼吸によっても室内の湿度は上がります。

断熱性能の低い窓ですと表面温度が低いので、その窓に触れた湿度の高い室内空気は、冷やされて露点温度になり、飽和水蒸気量に達して結露してしまいます。

ペアガラスが断熱に有効な理由はガラスとガラスの間に空気層があるからです。

空気はとても熱貫流率が低い優秀な素材です。

 

 

 

 

 

ですがアルミサッシだとガラスは結露しないがフレームが結露してしまいます。

 

アルミサッシ、アルミ樹脂複合サッシ、樹脂サッシの

メリット・デメリットをまとめますと、

[アルミサッシ ]

◆メリット

・価格が安い

・軽い

・強い

 

◆デメリット

・断熱性能が樹脂サッシより劣る

・結露する可能性が高い

 

[樹脂サッシ]

◆メリット

・断熱性能が高い

・省エネ効果が期待できる

・結露する可能性が低い

 

◆デメリット

・価格が高い

・樹脂で強度を保つためにはある程度の厚みが必要になり重厚感が出る

 

[アルミ樹脂複合サッシ]

メリット、デメリット共にアルミサッシと樹脂サッシの中間の性能です

 

 

樹脂サッシのデメリットに関して、

価格に関してはイニシャルコストは掛かりますが、断熱効果による快適性、省エネによるランニングコストの安さ、また結露防止によるカビの発生を抑制できるので衛生面でも安心です。

 

強度に関して、従来の樹脂サッシは強度を確保するためから見た目がゴツくなることがデザイン的に問題があったのですが、昨今の樹脂サッシは技術の進化もあり、強度を保ちつつ、見た目もスッキリしています。

 

あんじゅホームが標準で採用しているYKKAPのAPW330の特徴は次の通りです。

・高性能樹脂サッシ(断熱性の、省エネ効果が高い)

・断熱遮熱複層ガラス

・複層ガラスの間にアルゴンガス注入(空気よりも優秀)

・スリムフレームでスタイリッシュ

・開けやすい操作性

・汚れが溜まりにくい形状で掃除がしやすい

 

 

窓といってもいろいろな形状がありますが、YKKAPのAPW330は形状もたくさんありますし、きっとお気に入りの窓が見つかるでしょう。

 

 

本日のブログは以上です。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

 

来週はキッチンの予定です。

 

どうぞお楽しみに!

 

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