気になる今年の梅雨予報
あんじゅホームで住宅コンシェルジュをしている田上(タノウエ)です。
本日は、『今年の梅雨予報』についてお話しさせていただきます。
一週間程前の5月18日に、沖縄と奄美で梅雨入りが発表されました。
平年と比べて沖縄は8日遅く、奄美は6日遅い梅雨入りになります。
皆さんもニュース等でご存知だと思いますが、現在マリアナ諸島に非常に強い台風2号が北西へゆっくりと進んでおります。
この台風は、発達しながら明日の27日15時にはフィリピンの東に達し、29日15時には沖縄の南に達する予定で北上しています。
6月になると梅雨の時期に入りますので、上棟前の現場は工程が立て難くなるので監督は忙しい時期に入ります。
そして今年の夏は、エルニーニョ現象が発生する可能性が高まっています。
エルニーニョ現象とは、太平洋赤道域の日付変更線付近から南米沿岸にかけて海面水温が平年より高くなり、その状態が1年程度続く現象のことを言います。
発生すると、日本を含め世界中で異常な天候が起こると考えられています。
実際に少し前までは、5月とは思えない程の厳しい暑さが続きました。
17日は揖斐川(岐阜県)で35.1℃まで気温が上がり、全国で今年初めて最高気温35℃以上の猛暑日となりました。
1993年5月13日に次いで、観測史上2番目の早さで猛暑日を記録したみたいです。
気象庁の3か月予報によると、6月の降水量は全国的にほぼ平年並みの見込みです。
7月の降水量は、北日本から西日本で「少ない30% 平年並み30% 多い40%」で、降水量が多くなる確率が若干高い予報となっています。
また6月と7月の平均気温は、広い範囲で平年並みの気温で推移するか少し高くなりそうです。
そして気象庁は、5月12日に今年の夏にかけてエルニーニョ現象が発生する確率が80%だと発表しました。
エルニーニョ現象が発生していると、梅雨明けが遅くなりやすい傾向が強くなります。
その理由は、太平洋高気圧にあります。
通常、太平洋高気圧が日本付近に張り出すことで、梅雨前線が押し上げられて梅雨が明けます。
エルニーニョ現象が発生していると太平洋高気圧の張り出しが弱いため、梅雨前線が日本付近に停滞し続けて梅雨明けが遅くなるのです。
梅雨が長くなると大雨になるリスクが高まりますし、日照不足による農作物への影響なども考えられます。
『今年の梅雨予報』を参考にし、エルニーニョ現象に負けない爽やかな提案を心掛けたいと思います。
爽やかな提案にご興味のある方は、是非ともあんじゅホームへお問い合わせ下さい。
皆さまからのお問い合わせを、ドンドンお待ち申し上げております。
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