思いやりの心
詳細記事
	あんじゅホームで住宅コンシェルジュをしている田上(タノウエ)です。
	本日は、『思いやりは双方向』についてお話しさせていただきます。
	最近、あんじゅホームへお問い合わせいただいたお客様に学校の先生がいらっしゃいました。
	そのお客様は国語の先生で、私が本好きである事をお伝えすると色々な事を教えて下さいます。
	その中の一つに、武藤 治枝さんが書かれた「月明かりで見送った夜汽車」と言う読み物があって、参考に是非どうぞとコピーを下さいました。
	この読み物は、道徳の教材だそうです!
	私はこの「月明かりで見送った夜汽車」を読ませていただき、さりげない優しさと思いやりを感じました。
	内容は、文化祭で夜遅くまで飾り付けを行っていた先生が、国体の県代表として途中で抜けないと皆が駅で待っているという内容で、昭和42年の教室内で行われた心温まる物語です。
	国体に参加するため夜汽車に乗らないとダメな先生は、皆が夜遅くまで文化祭の準備で忙しくしている中、途中で抜ける事に対して罪悪感を感じていらっしゃいました。
	そこである先生が、「夜汽車に乗る頃には、文化祭の飾り付けは全部終わっているだろうから安心して行って下さい。」とおっしゃいました。
	その言葉を聞いて、その先生は皆が待つ駅へ向かい夜汽車へ乗られました。。。
	ただその先生を送り出してからも作業は続いて、その先生が夜汽車に乗って出発する頃にも作業は終了していませんでした。。。
	実は、学校から夜汽車の灯が分かります。
	逆を返せば、夜汽車からも学校の明かりも分かるということです。
	そこである先生から、「もうすぐ国体に参加する先生の列車が発車するので、学校中の電気を消して貰うように放送しよう!」という提案がありました。
	そして電気のブレーカーが落とされ校内が暗闇になってから、
	「文化祭の準備の最中に大変申し訳ありませんが、国体に出かける先生が飾り付けの途中でその場を離れる事をとても気にしておられたので、全部終わったと安心して国体へ向かっていただく為に、少しの間ですが校内の電気を全部消させていただきました。」と再度放送がありました。
	そして文化祭の飾り付けを行っていた先生方全員で、国体へ向かわれた先生が乗られている夜汽車の灯を見送りました。。。
	この先生は、きっと安心して出かける事ができたと思います ‼
	その後、あたりが急に明るくなり前のように忙しく皆で文化祭の飾り付けを始めました。。。
	という内容のお話しです。
	このお話しは、お互いの思いやりがあってこそだと思います!
	思いやりを持たない人は、思いやりに気付きません。
	思いやりを持つ人だから、小さな愛にも気付きます。
	誰かに贈ったあなたの愛は、いつかあなたに返るから。。。
	「家づくり」で温かい気持ちに包まれたいお客様は、是非ともあんじゅホームへお問い合わせ下さい。
	皆さまからのお問い合わせを、ドンドンお待ち申し上げております。
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