ルノー・日産・三菱自動車の企業連合が再編?!
あんじゅホームで住宅コンシェルジュをしている田上(タノウエ)です。
本日は、『企業再編』についてお話しさせていただきます。
ルノー・日産・三菱自動車の企業連合が、再編協議を進めている事が報じられました。
再編の表向きの理由としては、「連合運営の持続性を確保するために、構造上の改良を進める。」と発表されました。
その中でルノーが日産自動車への出資比率を、約43%から15%まで引き下げの可能性を示しました。
これはフランスメディアが報じていて、今回の発表は再編協議を行っている事を事実上認めた事になります。
フランス政府はルノーのパートナーである日産自動車の発言力が強まることを警戒し、影響力拡大を目指して2015年4月にルノーへの出資比率を高めました。
この結果、特別な議決権を確保することに成功し、ルノー・日産連合の利益の半分以上を稼ぐ日産以上の影響力を得ていました。
ところが今回の発表で、この出資比率をフランス政府が約43%から15%まで引き下げの可能性を示しました。
これは日産自動車がルノー株を15%持っていますので、この15%という数字は同社が対等である事を表す数字になります。
出資比率を15%まで下げる要因は、ルノーの前期決算が赤字だった事と、ロシアから撤退するに伴って株主資本が20%も毀損(減額)してしまった事に起因します。
またルノーは新車販売台数2位だったのが、直近4位に落ちた事も少なからず影響しているものと思われます。
しかしながらルノーが出資比率を対等な15%まで引き下げるのには、ルノーが作るEV新会社へ日産自動車の資本と技術を持って来て欲しいのが一番の狙いです ‼
その見返りとして、虎の子の日産株を手放すというスキームです。
それだけルノーにとって、新しく作るEV新会社は今後の命運を握る鍵となります。
ルノーは、11月上旬に投資家説明会を開催します。
その時までに、ルノーは投資家へ納得の得られる再建策を打ち出さなければならず焦っている感じが伺えます。
日産自動車にとっては本当に良いチャンスなので、今まで培ったEV技術を上手く利用してこの交渉を優位に進めて欲しいと思います。
今まで培った技術は自己の成長だけでは無く、周りの成長も助ける事ができます。
あんじゅホームは長年培った技術で、神戸に暮らす皆さんの建物性能を向上して参りたいと思います。
家づくりや建物性能の向上にご興味のある方は、是非ともあんじゅホームへお問い合わせ下さい。
皆さまからのお問い合わせを、ドンドンお待ち申し上げております。
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