アメリカの『中間選挙』

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アメリカの『中間選挙』

2022年10月21日 19:00:00ライター:田上カテゴリ:

あんじゅホームで住宅コンシェルジュをしている田上(タノウエ)です。
本日は、アメリカの『中間選挙』についてお話しさせていただきます。

民主党のバイデン大統領は、二年前に大統領となりました。
そのバイデン大統領を支えているのが、アメリカ議会となります。
アメリカ議会は、上院と下院があります。
その上院と下院の多数を占めているのが、バイデン大統領と同じ民主党になります。
そのため、政権基盤は盤石と言えます。

バイデン大統領の任期は四年間ですが、その折り返し地点である二年が間もなく到来します。
そのバイデン大統領の政策を大きく揺るがす事になる上院と下院の『中間選挙』が、2022年11月8日(火)に実施されます。下院の全435議席、上院は3分の1の34議席が改選されます。
バイデン政権の審判となる選挙になりますが、バイデン政権の支持率低迷で民主党の劣勢が予想されています。
また中間選挙投開票日には、36州で州知事選も行われます。
リベラル派の民主党と保守派の共和党との一騎打ちとなる『中間選挙』になりますが、バイデン大統領の今後を左右しかねないアメリカを分断する争点があります。
それは「中絶問題」になります ‼

中絶反対を訴えるのは、トランプ前大統領が所属する保守派の共和党です。
前のトランプ政権下で連邦最高裁の多数が保守派になった事で、中絶の権利を認める判決が今年の6月24日に覆る判断が下され、中絶の是非については州政府の判断に委ねられる事になりました。
その為、『中間選挙』の大きな争点に浮上してきました。
現在アメリカ50州の内、中絶が原則禁止の州は12州あります。
そして14州で、中絶を規制や禁止とする動きがあります。

『中間選挙』では36州の州知事選が行われます。
州議会で上院と下院が共和党の多数を占めていたとしても、州知事が民主党で拒否権を使えば中絶規制法は否決されます。

中絶の問題は、民主党に追い風となる可能性を示唆する政治学者もいます。
実際に選挙を動かすのは、無党派層の動きだと言います。
民主党に登録する有権者が、共和党よりもはるかに増えているそうです。
理由は、中絶の権利擁護派によるプラスの動きと見ているようです。
さらに、若い女性の有権者は中絶問題に関心があり、民主党に追い風となっている様子です。

但し、与党である民主党の不安材料としては、OPECプラスが原油(日量)を200万バレル減産する事を決めましたので、アメリカのガソリン価格が再高騰する恐れが出て来ました。
そうなると『中間選挙』まで一ヶ月を割り込んでいますので、これ以上のインフレが加速すると最終的に野党のトランプ前大統領率いる共和党に負けるかも知れません。。。
信じるか信じないかは、あなた次第です!

アメリカの『中間選挙』は、日本にも影響して参ります。
政治や経済に関心の高い方は、是非ともあんじゅホームへお問い合わせ下さい。
皆さまからのお問い合わせを、ドンドンお待ち申し上げております。

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