台風11号にご注意ください!
あんじゅホームで住宅コンシェルジュをしている田上(タノウエ)です。
本日は、『台風11号』についてお話しさせていただきます。
兵庫県やその周辺にお住まいのお客様は、今夜未明から明日に掛けて『台風11号』の雨風にお気を付け下さい。
特に土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫にご注意下さい。
この『台風11号』は、かなりの勢力で関西圏に接近して参ります。
今回の『台風11号』を衛星画像で確認すると、台風の目がハッキリ分かるので風の勢力が物凄い事が判ります!
この台風は、ラニーニャ現象の影響で東(低い海水温)から西(高い海水温)へ強い風が吹き、フィリピン付近で海面の温度が上昇した結果上昇気流が活発となり、日本の南で太平洋高気圧の煽りを受けて東から西へ移動しました。
その際に既に発生していた熱帯低気圧と合体し勢力が拡大した為に、このような今季最大規模の『台風11号』になりました。
その際に進路が変わり、現在南の沖縄県を通過し九州地方へ北上しております。
専門家の話によると、これは地球温暖化による気候変動の力が大きく働いているそうです。
それは北極圏の温暖化が、かなり影響しているそうです!
北極圏の温暖化は、地球の他の地域よりも約4倍の速さで温暖化が進行しています。
そのため北極圏と赤道付近の温度差が以前よりも小さくなっており、温度差によって生じる気圧差が減り北極圏と赤道付近の間を通る偏西風が弱くなっています。
その影響により、偏西風の流れが遅くなり蛇行している状況です。
偏西風が遅くなる理由は北と南の気圧差によるものですが、偏西風が蛇行する理由は地球が自転している事に起因します。
また今回の『台風11号』の話とはズレますが、この偏西風の流れが南に蛇行し寒気の影響で大気が不安定になったので、7月中旬以降に短時間での記録的大雨を日本にもたらしました。
またその前の6月には、群馬県の伊勢崎市で最高気温が40℃を超えました・・・。(笑)
この事はニュースで話題になりましたので、記憶に新しいところではないでしょうか。
このような異常気象が各国で発生しており、新しいところではパキスタンの国土の3分の1が水没したニュースも聞かれたと思います。
この面積は、日本の本州と四国を合わせたぐらいの面積になりますので、どれほどの被害状況かご理解いただけると思います。
この事を対岸の火事と捉えずに、今晩にも迫り来る『台風11号』への雨風対策を必ず行って下さいね ‼
またそれと今後の地球温暖化対策として、自宅のリフォームや新築をお考えのお客様は、必ずエコロジーを基準に考えて下さいね!
常にエコロジーを考える会社のあんじゅホーム、そしてお客様の建物性能を考えながらなるべくランニングコストを抑えたいと考えるセコロジーの田上までご連絡下さい!
皆さまからのお問い合わせを、ドンドンお待ち申し上げております。
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