今こそ考える、リスク要因

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今こそ考える、リスク要因

2022年03月01日 19:00:00ライター:田上カテゴリ:

あんじゅホームで住宅コンシェルジュをしている田上(タノウエ)です。
本日は、『リスク要因』についてお話しさせていただきます。

現在、ロシアがウクライナへ軍事侵攻を続けており、核を使用するような事をロシアのプーチン大統領が発言しております。
アメリカやEU諸国は、国際決済体制「SWIFT」からロシアの一部銀行を排除しました。
その影響が私たちの生活で感じる様になるのは、コロナの影響が世界中に広まったのと同じようにジワジワやって来ると思います。

特に神戸は港町で、ロシアと貿易を行なっている企業も多いと思います。
例えば、中古車をロシアに輸出している企業は、「SWIFT」の影響を受けると思いますね!
ロシアにも影響大ですが、少なからず「SWIFT」を発動した国々にも影響を及ぼすと思われます。
それが、今回の『リスク要因』だと考えます!!

建築業界で言えば、コロナの要因でウッドショックとなり木材価格が高騰したことをご存知かと思います。
また価格の高騰だけでは無く、木材自体を調達できずに工事がストップしている企業も数多くあります。
特に大手のパワービルダーと言われる会社は、大打撃を食らっている状況です。
さらに分譲住宅を販売している会社は、木材の価格高騰で建築すればするほど赤字が膨らむ状況です。
理由は、分譲住宅と言うのは土地と建物の総額をチラシや看板、ネット等で販売価格を謳っているため、途中で価格を上げることが出来ず困り果てていると言う感じです・・・。(泣)
しかし、ウッドショックの価格高騰を見込んで販売価格を謳うと、お客様からのお問い合わせが無いという展開になります。。。

そこで飯田グループホールディングスは、去年の暮れにロシアの木材企業RFPグループの買収を発表しました。
投融資額は約600億円でRFPの株式75%を取得し、木材の加工設備も強化しながら自社で手掛ける住宅向けに安定供給する予定でした。
ところが年が明けてまだ三ヶ月余りだというのに、こんな事になるとは予想だにしなかったと思います。

今後の世界情勢を見守りつつ、私たちも先手先手を打ちたいと思います。
但し、先行し過ぎると良かれと思う行動が『リスク要因』になりかねないので、半歩先ぐらいに留めたいと思います。(笑)
あんじゅホームの今後の展開にご興味のある方は、是非ともお問い合わせ下さい。
皆さまからのお問い合わせを、ドンドンお待ち申し上げております。

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