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用途地域内の規制

2014年12月09日 17:10:31ライター:あんじゅ公式カテゴリ:

前々回私のコーナーで、“用途地域”について書かせて頂きました。

「用途地域は１２種類あり、建物を建築する時に　それぞれ違う規制が

かかってくる。　また、用途地域は、市街化区域内に設定される地域で、

市街化区域とは、すでに市街地を形成されている区域、又は概ね　10年

以内に計画的に市街化を図るべき区域、つまり今　皆様がお住まいの

区域のほとんどが、この市街化区域ということになります。」

上記の内容が、前回のお話しでした。

今回は、この“用途地域”内の規制を　概ね説明させて頂きます。

この“用途地域”内での規制で一番大きなものは、建築できる

建物の種類の規制です。

例えば、一般住宅に関しては、１２種の用途地域内の工業専用地域

以外の地域全て（１１種）で建築することが出来ます。

病院なら１２種類中、８種類の用途地域内で建築することが出来ます。

映画館なら、ホテルなら、カラオケボックスなら　と細かく規定されて

います。　また広さ、階数によってその用途地域内で建てれるかどうかの

制限もございます。　

例えば、飲食店では、床面積の合計が１５０㎡以内２階以下にあるもの、

床面積の合計が５００㎡以内２階以下にあるもの、それ以外の状況に

あるもの　の３種類に分けられ、それぞれ建築できる用途地域の種類が

異なります。

また用途地域には、敷地面積に対する建物面積の割合を制限するものが

ございます。　２つございまして、ワンフロアに関しての規制（建ぺい率）と、

全てのフロアの合計に関しての規制（容積率）がございます。

これも１２種類の地域で異なる値となっています。　

これに関しては、また別の機会に　詳しくご説明させて頂きます。

最後に　高さに関しての制限がございます。　これも１２種類の地域で

異なる数値を示します。　高さに関しては、道路に対するものや、隣地に

対するものと様々です。　緩和措置も有り、非常に内容が濃いので、

これも別の機会に説明させて頂きますね。

では、今回は以上とさせて頂きます。

今後もどうぞよろしくお願いします。