天候の味方「富岳」
あんじゅホームで住宅コンシェルジュをしている田上(タノウエ)です。
本日は、『天候』についてお話しさせていただきます。
東京2020オリンピックが始まって約1週間が過ぎましたが、残念ながら台風8号が日本に近づいて来ましたね!
梅雨の長雨やゲリラ豪雨で、7月3日(土)に熱海で土石流が発生したばかりです。
まだ一ヶ月も経過していないというのに、とんだ災難続きだと感じます。
オリンピックも災害復興を謳い文句にしているので、コロナの事ばかりでなく災害に強い日本を示したいと思うところです!!
2008年の北京オリンピックでは、開会式に雨が降る事が予測されましたので「人工消雨」と題して中国政府がヨウ化銀を大気中に散布し雨雲の形成を阻害しましたね!
この降雨技術の応用で、見事開会式には雨が降らず青天の中で式典が終了した事を覚えております。
ここまでの事は日本では出来ないですが、日本には世界に誇るスーパーコンピューターの「富岳」があるので、関東地方に降る局地的な大雨を精度よく予測する事が可能となります。ちなみに富岳は、神戸市の理化学研究所に設置されています。
現在の天気予報では、数分程度で急速に発達する雲によって局地的に降る大雨を正確に予測する事は難しいとされております。
そこで、局地的な集中豪雨を「富岳」で予測する実証実験を7月20日から始めました。
内容としては、富岳を使って30秒に1度の頻度で雲の発達を計算して、関東地方の局地的な大雨を30分後まで予測するというものです。
このシステムでは、最大1,000通りのシミュレーションを行うため精度が高くなります。
予測の結果は8月8日までと、8月24日から9月5日までの期間、理科学研究所のホームページなどで公開される予定です。
(3D雨雲ウォッチ公式サイトより引用)
また無料のアプリも入手できますので、私たちのような『天候』に左右されるような職種の方々は是非「3D雨雲ウォッチ」の次世代レーダーをゲットしてください!
今年の台風発生予測としては、8月から9月に掛けて本州へ上陸する可能性が高くなるみたいです。
その頃にお引き渡しも多くなるので、外構工事の進捗が心配されます!
ただ、出来るだけ『天候』を予測し、あんじゅホームで家を建てて良かったと想っていただけるように心がけます。
これからも日々アンテナを張りながら頑張りますので、皆さまからのお問い合わせをドンドンお待ち申し上げております。
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