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要注意！住宅ローンは金利だけで判断するのは危険

2021年05月22日 19:00:00ライター:田上カテゴリ:

あんじゅホームで住宅コンシェルジュをしている田上(タノウエ)です。
本日は、『住宅ローンの銀行選び』についてお話させていただきます。

住宅ローンの銀行選びは、本当に難しいと感じております。
お客様それぞれ拘るポイントが違うので、その内容に合った『住宅ローンの銀行選び』をアドバイスする度に、伝え方や表現方法が難しいので困ることが多いと感じております。

お客様の拘りポイントをお聞きするだけではなく、
・チェックシートを作成し、お客様ご自身がチェック項目を見直しながら銀行選びを行うのが良いのか？
・マトリクス的に提案できるように、フィッシュボーン図を作成しお客様が求めている住宅ローンの銀行を導いて行くのが良いのか？
等いつも悩んでおります。

住宅ローンの銀行選びを提案する際にやってしまいがちなのが、結論ありきで先に一番良い住宅ローンの銀行を提示してしまう事があります。
お客様ご自身で色々な住宅ローンの内容を調べたり検討されたりしている場合は、私の意図が伝わって喜んでいただける事が多いのですが、住宅ローンの内容をまだご自身で調べていないお客様からは「・・・?」と理解しにくいか、「もっと金利の安い銀行がある」と注意を受ける事があります。

しかし、金利の安さだけで判断するのはオススメしません。
例えば、ネット銀行の表面金利は、人件費を省いているので低い金利を提示しており、さらに住宅ローンの保証料０を謳っております。
ただし、実際には、事務手数料として保証料と同じ位、もしくはそれ以上の金額をお客様にお支払いいただくことになります。

また、早い段階で繰り上げ返済を行ったとしても、保証料はその銀行の規定に基づいて戻って参りますが、事務手数料は全く戻って来ません！

同じように、メガバンクでも住宅ローンの表面金利0.375％～とかなり低い金利を謳っておりますが、ちゃっかり保証料にあたる手数料名目で他の銀行よりも高い手数料をお客様から頂いております。
手数料なので、当然繰り上げ返済を行ったとしても保証料ではないので戻って来ません！

もの凄く良い商品だと思い電話で問い合わせて内容を確認すると・・・。
メガバンクだけにホームページの表現方法が上手ですが、一般のお客様は誤解されるだろうなぁ～と感じました。
ホームページを見ただけでは解らないので、一般のお客様であれば食いついてしまいますよね～！！

このような内容を実際に目にされるお客様も多いと思うので、キチンと比較検討しないと後の祭りになってしまいますので、お気を付けください。

『住宅ローンの銀行選び』は、本当にどこが最適か判り難いと思います。
住宅ローで悩まれているお客様は、是非ともお問い合わせ下さい。
皆さまからのお問い合わせを、ドンドンお待ち申し上げております。