コロナ禍だからこそ読んでほしい、オススメの本をご紹介 ~Part.2~
あんじゅホームで住宅コンシェルジュをしている田上(タノウエ)です。
本日は、『ホームホスピス関本クリニック』についてお話しさせていただきます。
さて、神戸市に居住されている皆様、『ホームホスピス関本クリニック』をご存じでしょうか?
同院の院長先生が著者である『がんになった緩和ケア医が語る「残り2年」の生き方、考え方 』が2020年8月に発売されました。
その著書を先日、本屋さんで手に取り、読ませていただきました。
お仕事で終末期医療に携わっている関本院長ご自身が癌を患い、余命幾ばくかの状態でも気丈に振舞いながら患者さんと向き合っている姿や、母校の六甲学院高等学校でドクターを目指している後輩に対して激励する姿勢は本当に感動ものです!
実は、私がこの著書を手に取ったのは、住まいと深く関係すると感じたからです。
私はお客様が自宅建築を考えるにあたり必ず介護も視野に入れてプラン提案させていただきます。
これは、私の実体験に基づくものです。
私の伯母や従姉は、癌を患い病院で療養しておりました。
また父も長い間入院していたのですが、最後は自宅で看取って欲しいとの強い意志があり自宅で息を引き取りました。
父の闘病中は、私の長男が大学に通いながら母親と一緒に介護を行ってくれ、本当に感謝しております。
また父も、孫がいつも傍にいて介護してくれたので本当に嬉しかったと思いますし、母も力仕事は孫がやってくれたので助かったと喜んでいました。
私であれば直ぐに喧嘩となるので、結果良かったのかも知れません・・・。
このような経験があるからこそ、私は永く住んでいただける住まいづくりを目指して、介護のことも視野に入れたプランをご提案させていただいております。
ただ、30代の若い方にとっては、なかなか実感が無い方も多いと思います。
そこで、介護についてあまり実感がない方々や、神戸にお住まいされている方々に、ぜひ関本先生の事を知っていただきたい!と感じ、取り上げさせていただきました。
関本先生のようにはなれませんが、一歩でも近づきたいと考えます。
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