LIXILの小矢部工場見学に来ています
富山県に来ています!
LIXILさんのサッシで、あんじゅホームで一番使っているサッシは、
アルミと樹脂で合わせて作られた『サーモスシリーズ』です。
そのアルミ樹脂複合サッシを作っている富山県小矢部工場を
今回、視察に来ています。
実は富山県は、アルミサッシの製造工場がたくさんあります。
富山県は、「富山の薬売り」が有名ですが、
「アルミ製造」でも有名なのです。
なぜなら、富山県は立山連峰があり、その豊富な水と黒部ダムを代表する水力発電により、
安定した電力供給が昔から可能だったため、
製造過程で大量の水が必要なアルミの製造に適した土地だったのです。
YKKさんの発祥の地「吉田町」も富山ですし、
(Y・K・Kの「Y」は「吉田」の略です。吉田工業株式会社でYKKなのです。)
三協立山アルミさんには、立山の地の名が入っています。
それだけ、富山にはアルミの製造工業がたくさんあるのです。
日本のアルミ製造の30%が、ここ富山県らしいですね。
LIXILさんの小矢部工場は、非常に参考になりました。
アルミだけのサッシの工場には行ったことがありましたが、
アルミ樹脂複合サッシの製造過程は今回初めて見ました。
以前からアルミと樹脂をどうやって組み合わせているのか?
気にはなっていたのですが、その疑問がすっかりと解消されました。
これからの時代は、高断熱の家造りは必須です。
高断熱の家にとっては、窓などの開口部の熱損失をいかに抑えるかが
重要な要因です。
家の中で最も断熱性が悪い部分が、窓などの開口部だからです。
アルミだけのサッシですと、熱伝導率が高いアルミ部分からの熱損失が大きく、
高断熱化が難しいのですが、そこに樹脂を合わせることでアルミの弱点を
カバーすることが可能なのです。
あんじゅホームでは、基本的に樹脂複合サッシもしくは樹脂だけの樹脂サッシを
標準的に採用しています。
高断熱の家づくりには、開口部の計画が非常に重要だからです。
ぜひ、これから家づくりをお考えの方は、開口部のサッシの選択には
気を付けてみてくださいね!
では、また次回!!
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