ガラスについて(その5)
ガラスについてのよもやま話も5回目です。
ガラスだけをとっても、書く内容はたくさんありますね。
さて、前回は複層ガラスについて書きましたが、
今回も複層ガラスについて、さらに詳しく書いていきます。
複層ガラスは2枚のガラスとその中間層でできています。
ガラスの種類を変えることで、複層ガラス自体の性能も異なってきます。
最近、省エネが特に言われてきております。
家の中で、この省エネの一番の弱点が窓ガラスです。
ですから、弱点の窓ガラスの性能を良くすることが、
家自体の省エネ性能を上げることに直結します。
複層ガラスのガラスは、室外側と室内側の2枚あります。
Low-Eガラスを室外側に使うと遮熱型、室内側に使うと断熱型になります。
上記の図のようにLow-Eガラスの使い方を変えるだけで複層ガラスの効果も変わります。
遮熱タイプの特徴
・暑い日差しをカット
・紫外線をカット
・冷暖房効率がアップ
・室内の明るさはそのまま
遮熱タイプの特徴
・外からの冷気をシャットアウト
・室内の暖かさを逃がさない
・不快な結露を軽減
・暖房効率アップ
このような効果の違いがあります。
しかし、関西では夏の日射遮蔽を優先するため、
基本的に遮熱タイプを使っています。
Low-E複層ガラスの利用は、これからの住宅には必要不可欠だと思います。
ぜひこれから家づくりをお考えの人は、Low-E複層ガラスの採用をお勧めします。
今回はここまでです。
また、次回をお楽しみに!
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